ドライアイの外科的治療

冬本番を迎え、ドライアイ症状が悪化している方も多いのではないでしょうか。

今回はドライアイは外科的治療について説明させていただきます。

  • 涙点プラグ

涙の排出口である涙点に栓をして、涙の排出を抑え、涙を目の表面にためる治療法です。 涙点プラグ治療は、保険が適用され、さまざまな大きさやデザインのものが利用できます。涙点のサイズに合わせた最適のものを選択して挿入します。 また、涙点を閉鎖する治療には、涙点を手術で閉じる涙点閉鎖術もあります。

  • キープティア

透明なジェル状の液体を、先ほどの涙点プラグ同様、涙点から注入します。涙点プラグは外れてしまったり、奥に迷入してしまうことがあるのですが、キープティアではその心配はありません。また、涙点のサイズに関係なく使用できることも利点になります。通常3か月ほどで自然に溶けてなくなってしまうため、効果がなくなった場合は再度注入します。キープティアも保険診療になります。