目の充血やめやに、乾き目などの症状で眼科を受診した際に、初めて目薬をさすという方もいらっしゃると思います。そこで今回は目薬のさし方についてお伝えします。
①まずは流水と石鹸でよく手を洗いましょう
②下まぶたを下にひき、容器の先が直接目に触れないように確実にさします(下眼瞼下垂法)。
そのほかに、手でげんこつを作り、下まぶたを下にひき、げんこつを台にしてさす方法もあります(げんこつ法)。
③目薬をさした直後は、目を１～２分閉じるか目頭を押さえるようにします。実は目と鼻は鼻涙管という管でつながっています。目頭を押さえることで、薬が鼻を通って口の中に入るのを防ぎ、目全体にいきわたりやすくなり、治療効果を高めます。
④目の外にあふれた薬はティッシュやガーゼなどでふき取りましょう。
⑤使用後は容器の先を拭きしっかりふたを閉めて貯法に従って保管しましょう。
🌝2種類以上のある場合は５分間隔をあけて点眼します。
特に指示がない場合は開封後は１カ月を目安に使用し、残った分は捨ててください。