認知症の誘因の1つとして視力低下や聴力障害の感覚刺激の低下が考えられています。
視力が悪いほど認知症が増え、認知症判定のMMSEスコアは視力と相関することがわかっています。
認知機能が正常な65歳以上の人を対象に調査したところ、白内障の手術を受けたグループは受けなかったグループに比べて、認知症発症リスクが約3割も低かったという報告があります。
視覚は人間の情報入力の80%と言われていることから、良好な視力が良好な脳機能の維持に欠かせないのかもしれません。
高齢者の視力障害の原因として白内障は最も多い疾患です。
白内障の手術を迷われている方は一度相談してみてはいかかですか?