日本における失明の原因第4位は加齢黄斑変性であり、日本眼科学会は治療ガイドライン作成し、その予防のために抗酸化サプリメントの摂取を推奨しています。
サプリメントが有効という根拠は、欧米で行われた二つのランダム化大規模試験“AREDS (Age Related Eye Disease Study)“と“ADEDS2”に基づいています。これらの研究では、ビタミンC、ビタミンE、亜鉛、銅、ルテイン、ゼアキサンチンを摂取することにより、加齢黄斑変性の発症リスクを低下させることが高いエビデンスレベルをもって報告され、諸外国では標準治療法および予防法となっています。
学会からの推奨を受け、当院でも上記成分を含むサプリメントであるサンテルタックス20Vを取り扱っております。
1日3粒でルテイン(20㎎)、ビタミンC(300㎎)、ビタミンE(150㎎)、亜鉛(15㎎)、銅(1.2㎎)、ゼアキサンチン(3㎎)を摂取可能です。
~ルテインとは?~
ルテインは緑黄色野菜に多く含まれる強い抗酸化作用をもつカロテノイドの一種です。
加齢や紫外線、喫煙などで消費され、減少していきます。体内で生成できないため、食事から継続的に摂取することが大切になります。
~どのような方に推奨されるか~
・加齢黄斑変性の前駆症状が出ている方(眼底検査でわかります)
・片方の目が加齢黄斑変性と診断されている方(健康な方の目の発症を予防します)
・将来、加齢黄斑変性となるリスクを減らしたい方