サッカーのワールドカップもいよいよ決勝と3位決定戦の2試合を残すのみとなりました!最後のワールドカップと明言しているメッシにタイトルを取ってもらいたい気持ちが強いですが、チームとしての総合力はフランスが上でしょうか?サッカーと視野にまつわる研究がありますのでご紹介します。
人間の視野は、上半分と下半分で機能が異なります。下半視野は、非線系処理。柔軟性があって、応用力・適応力が高いものです。一方、上半視野は、線系処理。つまり、決まった通りにしか処理できず、応用が利かない、ということです。
そこで、サッカー選手と非サッカー選手での上下の視野の機能を比較した研究があります。そこから分かったのは、非サッカー選手は上半分と下半分で機能に差がありました。
サッカー選手でない人は上半視野は応用が利きませんでした。しかし優秀なサッカー選手は、なんと上半分と下半分で機能に差が無かったのです。つまり、上半視野でも応用が利いたのです。
これはすなわち、優秀なサッカー選手は周辺視野をいかに有効に使っているか、良いプレーをするためにはいかに高い周辺視の能力が必要か、ということを示唆していると言えます。
視野が優れているからサッカーが上手いのか、サッカーが上手いから視野が優れているのか、それはまだ解明されていません。しかし事実、優秀なサッカー選手は視野も優秀なのです。
視野を含め、様々な視機能を高めていければ、あなたもサッカー選手になれるかも⁉